胃に優しいシード類について知ろう

今回のテーマは【胃に優しいシード類】です。
ペレットと異なり、シード類には様々な「形状・大きさ・硬さ」があります。
胃に優しいシード類を食べれるようになっておくと、高齢になったときや消化器疾患になったときに鳥に負担がかかりにくくなります。

胃に優しいシード類
鳥にとっての「胃に優しい」とは?
人と異なり、インコ・オウム類、フィンチ類には①腺胃(消化酵素を分泌する)と②筋胃(内容物をすり潰す)と呼ばれる2種類の胃があります。
この記事における「胃に優しい」とは、②筋胃への負担が少ないことを指します。
つまり、「簡単にすり潰すことができる」シード類と言い換えることができます。
- 形状:粉状
- 大きさ:小さい
- 硬さ:軟らかい
これらの特徴を1つまたは複数もったシード類がオススメです。
胃に負担がかかりにくいシード類
ここで紹介するシード類は①ムキエン麦と②オーチャードグラスの種の2種類です。
① ムキエン麦

ムキエン麦の特徴
- 形状:粉状
- 大きさ:やや大きめ
- 硬さ:軟らかい
形状:粉状

ムキエン麦は、コムギ・オオムギ・ライムギなどを含めた、広義の「麦類」に分類されています。
麦類であるため、中は粉状になっています。
粉状であるため、すり潰す必要がなく、胃にとても優しいシード類になります。
大きさ:やや大きめ
鳥種によっては、ムキエン麦はやや大きめなシード類です。
健康な鳥であれば問題なく食べることができますが、老齢の鳥や治療中の鳥の場合、体力の低さから、上手に食べられないことがあります。
この場合は、ムキエン麦を袋に入れて、袋の上から軽く叩いて潰し、中身を食べやすくした状態で与えてみると良いでしょう。
硬さ:軟らかい
ムキエン麦は文字通り「皮」を無くしたシード類なので、他のシード類よりも非常に軟らかいです。
ただし、皮を取ってしまったことで保存性がやや低下しています。
よってムキエン麦を与える際は、
- 冷暗所で保存する
- ある程度の期間で使い切れる用量を購入する
この2つを意識することで、より安全に鮮度を保ったムキエン麦を与えることができます。
商品リンク
- 自然派宣言 小鳥の健康補助食品 ムキエン麦300g(黒瀬ペットフード)
② オーチャードグラスの種

オーチャードグラスの種の特徴
- 形状:粒状
- 大きさ:小さめ~普通
- 硬さ:軟らかい
形状:粒状
オーチャードグラスの種は、見た目は細長い形をしていますが、中に入っている種は小さな楕円形のような形をしています。
種を割ってみると、真っ白な断面を見ることができます。
大きさ:小さめ~普通
オーチャードグラスの種の大きさは、鳥種によって小さめ~普通くらいになります。
ムキエン麦では軽く潰して与える方法を説明しましたが、オーチャードグラスの種の場合は、サイズが小さいのでそのまま与えるだけで大丈夫です。
硬さ:軟らかい
オーチャードグラスの種は、皮が薄く、簡単に中の種を出すことができます。
また、種も比較的軟らかく、エン麦の次に胃に負担がかかりにくいシード類と考えられます。

ただし、消化器の働きがかなり弱ってしまっていると、オーチャードグラスの種でも、形を残したまま排出されることがあります。
商品リンク
- 自然派宣言 オーチャードグラスの種 100g(黒瀬ペットフード)
まとめ
- 形状:粉状
- 大きさ:やや大きめ
- 硬さ:軟らかい
- 形状:粒状
- 大きさ:小さめ~普通
- 硬さ:軟らかい
今回は【胃に優しいシード類】について解説しました。
これらのシード類を食べられるようになっておくと、
- 高齢になったとき
- 消化器疾患になったとき
こういった際に、鳥の胃に負担をかけにくくなります。
ムキエン麦については、一般的に販売されているシード類に含まれていることが多いです。
一方で、オーチャードグラスの種は入っていないことが多いので、気になる人は個別に買ってみて、お試し感覚で与えてみましょう。