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転職タイミングを振り返ってみた話

Rain

今回は、私が民間臨床から公務員に転職したときの「転職タイミングが適切だったのか?」を振り返ってみようと思います。

Forbesに投稿されていた【これらの問いが「はい」なら転職のタイミング】という記事を参考に、8つの質問に回答する形式で書いていきます。

YouTubeチャンネル【リベラルアーツ大学】でも取り上げられていた記事です。

  • 転職をリアルタイムで考えている人
  • 転職というものに単純に興味がある人

転職は、自分の市場価値を再認識したり、生活水準を一気に上げることができる良いチャンスです。

自分の場合は「はい」がいくつあるのか、読みながら考えてみてください。

参考動画

❶ 満足感が「まるで」ない?

私の回答は「はい」です。

動物病院に勤めていると、感謝されたり褒められたりなどのイイコトがある一方、理不尽なクレームが入ってグッタリということもあります。

しかし、本当に転職するべきタイミングになると、もはや何があっても満足感を得られなくなります

感謝されても、褒められても、自分の心とは少し離れたところにもう一人の自分がいて、冷めた目で眼前の出来事や人々を見ている…そん感覚に近いです。

感情の起伏が小さくなり、何をしてもつまらない、満たされない。

末期の頃の私はそのような状態でした。

❷ 社内に自分の未来はないと感じる?

私の回答は「はい」です。

  • どれだけ病院に貢献しても、結局はコミュ力とノリで乗り切った同僚が優先された。
  • 後から評価されたとしても、優先度は変えないと言われた。
  • 件数を多くこなしていると誰が見ても分かる先輩獣医師の基本給があまり上がっていなかった。

どれだけ病院に貢献していたとしても、結局は一番最初に決められた順番でしか指導してもらえないことに絶望しました。

勇気を出してそのことについて質問すると「最初の人の特権だから」とだけ返されました。

その上司も新人だった時はそうだったのかもしれません。

けれど、そのときの私にはあまりにも衝撃的で、

「もうどれだけやっても、ここでは報われないんだ…」と、ポッキリと心が折れた瞬間でした。

採用面接の際に「この病院は競争しながら高め合う」といったニュアンスのことを言われていたので、そのつもりで働いていた矢先に直属の上司に真逆のことを言われてめまいがしました。

❸ ワークライフバランスがとれていない?

個人的には「いいえ」だが、客観的に評価すると「はい」

働きながら何度も心を折ってしまった前の職場ですが、ワークライフバランスは比較的整っていたと思います。

動物病院の中ではマシな方だったんじゃないかと今でも思っています。

有給も申請すれば比較的スムーズにとることができました。

ただ、前職の働き方で50歳60歳まで働けるかと言われたら絶対にムリです(笑)

私自身に体力がなかったことも原因の一つですが…(-_-;)

末期には睡眠障害や適応障害のような症状が出ていました。

そもそも、フルタイムで何十年も勤め続ける臨床獣医師の割合ってどれくらいなんでしょうか…?

ワークライフバランスを「仕事とプライベートの両方を大切にしながら働き続けることができる(持続可能性)」と置き換えるなら、私の場合、働き続けるのは絶対無理なので、客観的に評価すると「はい」になってしまいます。

❹ 有害な職場環境から抜け出せない?

私の回答は「はい」です。

「有害な職場環境」という表現が曖昧だったので、ここではリベラルアーツ大学の参考動画から引用させていただきます。

有害な職場環境の例(※参考動画より引用)
  1. ストレスが異常に多い
  2. 同僚や上司とのコミュニケーションが不十分
  3. 同僚や上司からの敬意がなく、サポートが得られない
  4. いじめられている人がいる
  5. 道徳的・倫理的にしてはいけないことをしている
  6. 違法行為がまかり通っている

上記を参考にして回答すると、

  1. ◎:常時人手不足、動物の死に直面するなど、ストレスが多い職場
  2. ◎:抽象的な指示や、気づいた人がやるという人任せな環境
  3. ◎:表立たない「影の仕事」をする人が固定され、当たり前になる
  4. △:先輩獣医師がお局にいじめられていた過去があったらしい
  5. ○:責任転嫁や理不尽なことで怒られた
  6. △:自己研鑽という名のサービス残業はあった

動物病院という特殊な環境なので、どうしても「有害な職場環境になりやすい」という傾向はあると思います。

私の場合は、心身の観点から「動物病院で働き続けるのは難しい」と判断し、公務員への転職を決めました。

文字通り「有害な職場環境」から抜け出して、新しい環境に移動しました。

❺ 努力が評価されていない?

私の回答は「はい」です。

私の場合は、「丁寧」「真面目」と評価してもらうことが多かったですが、それが給与として反映されることはありませんでした

どれだけ口で言われたところで、病院と私個人の関係はビジネスパートナーです。

病院側から見れば、給与を上げるレベルに獣医師としての技術が到達していなかった。

私個人から見れば、上からの仕事のしわ寄せをさばいたり、直接的な利益にはならない「影の仕事」も評価してほしかった。

このミスマッチから、少なくとも前職では、私の努力は【評価されない努力】だったということです。

だた、このような評価体制だと、職場の潤滑油となっているような人材はどんどん出て行ってしまいます。

直接的な利益の裏には、影で支え「間接的な利益」を出している人間が絶対にいます。

❻ インフレが経済的なストレスになっている?

私の回答は「いいえ」です。

働き始めてから家計管理を積極的に行っていたので、家賃込みで生活費は15~16万円でした。

外食もあまりせず、自炊メインの生活だったのでストレスにはなっていませんでした。

ただ、純粋に「高くなったな~」とは思いますね。

❼ 企業文化に違和感や不安がある?

私の回答は「はい」です。

私が辞める前に、私自身から観て「まともだな」「良い人だな」「尊敬できるな」と思っている人が続々と辞めていきました。

メンタルを病んだ人、上司との喧嘩で突発的に辞めた人、その他いろいろですが…

  • 直接的な売り上げでしか昇給しない評価制度
  • 信頼・尊敬する人が続々と辞めていく職場
  • 明らかにおかしくなっていく自分のメンタルと体調

病院として果たす役割は素晴らしいと思っていましたが、企業文化に対する違和感と、ここでずっと働き続けることができるのだろうかという不安が常に付きまとっていました。

❽ 上司や経営陣を信用できない?

私の回答は「はい」です。

上司は感情の起伏が激しかったり、こちらの心が折れてしまうことを言う人だったので、悩んでいた時も相談しようとはなりませんでした。

私が期待しすぎていたと言えばそれまでなのですが、最初に感じた違和感はやはり間違っていなかったのだと思います。

まとめ

結論、私の転職タイミングは適切だったと思います。

8つの質問はい or いいえ
❶ 満足感が「まるで」ない?はい
❷ 社内に自分の未来はないと感じる?はい
❸ ワークライフバランスがとれていない?はい
❹ 有害な職場環境から抜け出せない?はい
❺ 努力が評価されていない?はい
❻ インフレが経済的なストレスになっている?いいえ
❼ 企業文化に違和感や不安がある?はい
❽ 上司や経営陣を信用できない?はい

私自身、振り返ってみることで転職先の公務員で

  • どのような心構えで働くのか?
  • どのような人間関係を築いていくのか?
  • 自分を大切に、守るためにはどうするのか?

これらのことを改めて考える良い機会になりました。

自分のライフステージに合わせて定期的にブラッシュアップしていきます。

ABOUT ME
アオ
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とある県で働く公務員獣医師
エキゾ臨床から公務員になった獣医師。
獣医師の個人ブログが少なかったため思い切ってブログ「トリセツブンコ」を開設。
現在の更新頻度は1記事/3日。
獣医師として細く長く働きたい。
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